日本桐一銭コイン&日本八咫烏一銭コイン コインリング体験
お客様・体験材料紹介
本日紹介させて頂くのは大阪からお越しの笑顔が印象的なニコニコカップルさんです。
・彼氏さんが日本桐一銭コインリング!
(桐一銭ですが1916~1938年まで発行された青銅貨・表面には唐草デザイン裏面には桐が書かれています。因みに唐草デザインはつる草がどこまでも伸びてゆくまさに生命力の象徴・一族の繁栄や長寿お意味し、縁起の良い柄である)
・彼女さんが日本八咫烏一銭コインリングで決定。
(八咫烏一銭ですが昭和13年の1年間だけ発行された貴重な黄銅貨・裏面に書かれている八咫烏は三本足を持つ鳥として知られ、神武天皇の道案内をしたと言う言い伝えから導きの神様と言われています)
桐一銭 八咫烏一銭
作業風景
①1.5kgのハンマーを使い コインの真ん中に穴を開ける
・二人とも厚みがそこまでないコインだったのであっという間(5回以内)に穴あけ完了(^^♪
② サイコロ台を使って少しだけ曲げていく作業
コインが真っ直ぐの状態からサイコロ台のRを使い少しずつ叩いて曲げていきます。
・二人とも柔らかいコインなのでスムーズに途中まで曲げれていましたが、最終中心を合わせることが出来ず右肩上がりの曲がった形になってしまいました・・・・でも大丈夫、次の工程でリカバリー出来まーす(*^^*)
③ リングストレッシャーを使い成型しながらサイズupする作業
サイズUPをするのですがやりすぎてしまうとここで割れてしまうことが・・・
・この作業、お二人が選ばれた日本のコインですが非常に割れやすく、安全策を取り火でなまし・柔らかくしてから伸ばし割れる事無くできました。内心どちらかは失敗するかとドキドキでした(笑)
④ リングストレッチャーを使い形を整えながらサイズを合わせる作業
これがうちの名物作業!分厚いコインを選ばれるとまー大変、本来ならプレス機で押す作業を
まさかの人力で圧縮しながらサイズダウンと成形をしていきます。
・お二人ともコインをなまし柔らかくしていたので簡単にプレス機を押せるのですが、逆に柔らかくなりすぎて最終の微調整が難しく怖々プレスを・・・職人並みの微調整で綺麗な形・サイズでお二人とも完成されました。
⑤ 磨き作業
最後の仕上げですが機械でピカピカにするか?クロスを使い手で磨くちょいピカにするか?黒く焼いて(薬品)ビンテージにするか?
自分好みに仕上げることが出来ます。
・お二人ともビンテージ感の有る色が良いとの事、シルバー磨きクロスで少しだけ磨いて完成!!
・リングを作る際に出た端材にて彼氏さんはピアスをビンテージにて作成され、彼女さんの八咫烏端材は彼氏さんが帰ってからアレンジするとの事でした。
⑥ 完成
最後に大満足の笑顔をハイ・チーズ‼
※製作時間 全ての作業をお客様にして頂き約2時間で完成致しました。
お客様からの感想
・お兄さんがとても面白く丁寧に教えて下さって、楽しくリング作りが出来ました!
・とても楽しくコインリング作りを体験することが出来ました。ご指導も的確で分かり易く、アッという間に出来上がり良い体験でした!又、違うアクセサリーを作りたいなと思いました!有難うございました!
お店から
コインリング体験を利用して頂き有難うございました。
お二人とも柔らかいコインで途中、リングの形が少し変形してしまいましたが見事にリカバリーされ綺麗な形・サイズにて作成されました。彼氏さんは物作りがお好きとの事だったので、又お二人に会えることを楽しみにお待ちしております。
担当 森
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