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幸せを呼ぶ・王冠とハートのコイン❤デンマーク・クローネコイン!

 

 

 

コインリング体験でも大人気のデンマーククローネコインリング

 

おカネに、大きなハートマークだなんて!

 

日本のお札や硬貨に大きなハートが刻まれたら、大騒ぎですよね~~(*’▽’)

 

でもそんな国があるんです、あるんです!

 

「国民の幸福度」が世界一と言われる、デンマーク!

 

 

さーすが!

 

 

あ、でも(;’∀’)、だからってこのハートは別に、

 

デンマーク国民の幸福度を表してるわけではなく・・・、デンマーク王立造幣局の紋章なんですって。

 

コインがどこで製造されたかを示す、いわゆるミントマークです(*’▽’)

(英語mint=造幣局)

 

 

しょっぱなからそーんなクソ真面目な説明しちゃったら・・

 

がっかりされちゃうんじゃないか??と思いながら書いてます、はい(;’∀’)

 

 

もっとロマンチックなお話じゃなかったのかーーい!

 

・・・とお叱りを受けそうですね。ご、ごめんなさーい。(;^ω^)

 

 

 

でもでもっ、最後までお付き合いくださいね。

 

 

とにかくっ!ハートはハート💕

 

 

自分がつけてるリングに、ハートのマークがくっきりだなんて、

 

かわいいじゃないですかあ~~。ヾ(*´∀`*)ノ

 

 

 

いつからハートが??

 

デンマークのコインにハートのマークが登場したのは、1690年のことです。

 

それから1749年まで、約60年間刻まれていたのですが、その後100年以上、刻まれなくなりました。

 

 

そして1875年に、それまでの通貨単位「リクスダーラーRigsdalar」と「シリングSkilling」に代わり

 

今の通貨単位「デンマーク・クローネ」が導入されてからは

 

すべてのコインにハートマークが刻まれるようになりました。

 

 

でも、ハートは頑張って探さなきゃならないほど、とても小さかったんですけどね・・・

 

 

ところが、1989~1992年に今のシリーズのデザインを描いた技師さんが、

 

あえてデザインとして活かすよう、はっきりと大きくしたんですって!

 

 

活きなデザインですよねーー(*’▽’)

 

 

各国のコインにミントマークは有るのですが、普通とても小さく、目立たぬよう配置されるはず・・

 

しかも、どこで造幣されたかさえ示せば良いので、表か裏のどちらかに、1か所が普通!

 

 

ところが現行の1、2、5クローネ硬貨においては、表裏に2つずつも配置されました。

 

 

現行の1、2、5クローネ貨

 

 

1926年発行2クローネ貨の、ハート型ミントマーク。探さないとわからないくらい、小さいです(;’∀’)

 

老眼の僕には確認、無理で~~~す。

 

 

ハートは、とある造幣職人さん個人の紋章だったようです。

 

それが、造幣局の印になったんだとか?

 

 

ハートを個人の紋章だった造幣職人さんってどんな方だったんでしょうね?

 

 

きっとこの造幣職人さんはきっとデンマークの国民全てが幸せに・・・

 

との思いでご自分の紋章をハートにしたんですよ~~、きっと!

 

 

ぜーひいちどお会いして聞いてみたいですね!( *´艸`)

 

 

 

デンマーク・クローネコインの図案(王冠とモノグラム)

 

 

ハートに負けず劣らず、いえいえ、争うのではなく、ハートとの共演が素敵な、

 

かわいい王冠が、デンマークコインの魅力ですよねヾ(*´∀`*)ノ

 

 

王冠と王冠の間を美しくつないでいる「M」は、

 

現デンマーク女王マルグレーテ2世の「M」です。

 

 

「M」の下に2世を表す「Ⅱ」が小さく書かれています。

 

 

このように文字同士を組み合わせて作られる図案を、「モノグラム」と言います。

 

 

 

ちなみに、上にご紹介しました1926年のコインには、

 

当時の国王クリスチャン10世のモノグラムが描かれています。

 

 

アルファベットで書くとChristian Xなので、X(ローマ数字の10)を中央に、

 

クリスチャンのCが2つ、向い合せに組み合わされています。

 

 

このような2つを組み合わせるのは、過去の王様にも見られます。

 

 

クリスチャン5世(在位1670-1699年)のモノグラムは

 

Cと5をそれぞれ2つ、向い合わせに組み合わせています。

 

 

50エーレ貨にはモノグラムはなく、王冠のみです。

 

 

 

そして、伝統的に一番高価なコインには君主の肖像画が描かれます

 

(現在のシリーズでは、10、20クローネ貨)

 

 

 

王冠も、モノグラムも、肖像画も、役割は同じ。

 

この王様、この女王様が、この硬貨の価値を保証してますよ!って証明ってわけです。

 

 

 

今年在位50年の、マルグレーテ2世女王

 

今年、イギリスのエリザベス2世女王が、在位70周年のプラチナジュビリーを祝われましたね。

 

今いる世界の元首の中で、一番長い在位期間だそうですね。

 

 

僕ら一般人は、18歳で社会人になって65歳で定年するまで働き続けてもやーっと「勤続47年」

 

勤続70年って・・・なんて長い・・。(;^ω^)

 

 

デンマークのマルグレーテ2世女王も、エリザベス2世女王ほどではありませんが、

 

今年1月14日に、在位50周年記念を祝われました。

 

 

 

デンマークでは盛大なお祝いだったようですよ。

 

コロナが猛威を振るっていたど真ん中でしたけども。

 

 

在位50周年記念の硬貨も発行されました。

 

 

これも素敵なデザインでしょ??

 

 

斬新な女王のシルエットの下部に、小さいですけどほーら、

 

しっかりハートのミントマークが刻まれています。ヾ(*´∀`*)ノ

 

 

 

デンマーク・クローネコインの図案 ~先史時代の波模様~

 

さてさて、コインリングによく使われる、1、2、5クローネのお話に戻りましょう。

 

裏返すと、中央の穴の周りに波がぐるりと一周する図案がありますね。

 

 

これは、先史時代の出土品の模様をヒントに考案されたそうです。

 

力強そうなデザインですよね。(この模様は、10、20クローネの王冠の両サイドにもありますね)

 

 

クローネコインの周辺部をリングにして、くりぬいたこの波の模様をペンダント

 

1枚のコインでリングとネックレス体験楽しめますよ~。ヾ(*´∀`*)ノ

 

 

これはおすすめです!

 

 

 

伝統的な配色と、視覚障碍者にも優しいコインの工夫

 

改めて、2009年以降の現行硬貨6種を並べてみますね。

 

 

 

そして、2008に廃止された、25エーレ貨。

 

 

 

同じシリーズで、50エーレ貨と共通デザインです。

 

 

デンマークのコインは、視覚障害者にもわかりやすいことをモットーに作られています。

 

 

さすが福祉国家ですね~。

 

 

金属の色と、硬貨の大きさ、そして形、この3つの要素を変えて、

 

ほかのコインと間違うことがないような工夫が凝らされています。

 

 

 

《各コインの基本スペックを書きますね》

 

発行期間(西暦年)

重さ

直径

厚み

材質

形状

25エーレ

1990-2008(廃貨)

2.8g

17.5mm

1.55mm

青銅

ギザなし

50エーレ

1989-現在

4.3g

21.5mm

1.55mm

ギザなし

1クローネ

1992-現在

3.6g

20.15mm

1.6mm

白銅

穴あき

ギザあり

2クローネ

5.9g

24.5mm

1.8mm

5クローネ

1990-現在

9.2g

28.5mm

2.0mm

10クローネ

1989-現在

7g

23.4mm

2.2mm

アルミニウム青銅(金色)

ギザなし

20クローネ

1990-現在

9.3g

27mm

2.3mm

部分ギザ

 

10、20クローネの肖像画は、女王様のお歳に応じて何度か変更されています。

 

 

まず、コインに使われる金属の色分け。

 

 

これは歴史的なルーツがあります。

 

 

一番高額なコインは金貨でした。次に、銀貨。そして一番低額なコインは銅貨。

 

現在のコインに金銀は使われなくなりましたが、それでも色だけは金色を残しています。

 

一番高い20クローネと10クローネは、金色のアルミニウム黄銅製です。

 

 

中間の価値を持つコインには、伝統的に銀が使われました。

 

それを踏まえて、中間の1、2,5クローネ貨は、銀色の白銅(銅+ニッケル)製です。

 

 

そして、一番価値の低いコインは、青銅で。

 

2008年までは、50エーレ貨と同じデザインで一回り小さい25エーレ貨が発行されていましたが、

 

物価の高騰に従い廃止されました。25エーレはおおよそ4.5円です。

 

日本で1円、5円玉が廃止されるようなものですね。

 

 

目が見えなくてもコインの判別が出来るか?

 

試しに、これらデンマークの7種類の硬貨を用意して、

 

目をつぶったまま順番に並べられるかを検証してみました。

 

 

なるほど、25エーレと50エーレ、1、2、5クローネの3枚、

 

そして10と20クローネがそれぞれ、

 

両手で別々に触ってみるだけではっきりと大きさの違いがわかるので、

 

重ねずとも判断できました(*^^*)

 

 

穴がない10クローネと20クローネ、25エーレと50エーレも、

 

それぞれはっきり大きさの違いがわかりました。

 

 

10クローネと50エーレも、明らかに大きさも厚みも違うので、これも難なくクリアです。

 

 

検証してみた結果ですが視覚障害者にも判別が出来る事が分かりました。

 

 

さすが福祉国家ですね~。

 

 

この流れで、日本の6種類のコイン(1、5、10、50、100、500円玉)を使って

 

同じように検証してみました・・・

 

 

500円と1円玉はすぐにわかりましたが、10円と100円、5円と50円は迷いますね。

 

重ねてみてやっと、「わずかな」大きさの違いが判りました(;^ω^)

 

 

日本のコインの場合、大きさの違いより、ギザのありなしで判断できるんですね。

 

5円と10円はギザなし、50円と100円はギザあり。

 

 

それでもやはり、100円より10円、50円より5円が大きいのは、なぜなのでしょう・・??(;^ω^)

 

いつか、調べてみますね。

 

 

デンマーク・クローネシリーズと、日本円シリーズ、それぞれの大きさ比べ。

 

 

25エーレと50エーレ、1,2,5クローネの3枚、10と20クローネ、

 

100円と10円、50円と5円を、それぞれ重ねてあります。

 

大きさの大小は、デンマーク・クローネのシリーズのほうが、際立ってますね。

 

 

参考までに、日本のコインのスペックです。

 

重さ

直径

厚み

材質

形状

1円

1g

20mm

1.2mm

アルミ

ギザなし

5円

3.75g

22mm

1.51mm

黄銅

穴あき

ギザなし

10円

4.5g

23.5mm

1.5mm

青銅

ギザなし

50円

4g

21mm

1.7mm

白銅

穴あき

ギザあり

100円

4.8g

22.6mm

1.7mm

白銅

ギザあり

新500円

7.1g

26.5mm

1.81mm

 

ギザあり

旧500円

7.0g

ニッケル黄銅

ギザあり

 

令和3年(西暦2021年)からの新500円硬貨の素材

 

外:ニッケル真鍮

 

内:白銅メッキの銅

 

 

穴あきコイン

 

ところで、穴のあるコインは、日本やデンマークのほかにも、ちょこちょこ見られます。

 

 

ノルウェーや、ラオス、そして、過去にはフランスやベルギー、スペイン、ギリシャ、

 

オランダ領東インド(インドネシア)、イギリス領東アフリカなどで発行されていました。

 

 

デンマークの場合、1924年に発行された10エーレが初めてのようです。

 

 

これに関しては、我が日本のほうが先輩ですね( *´艸`)

 

なんてったって、西暦708年発行の和同開珎から穴が開いてるんですから~ヾ(*´∀`*)ノ

 

 

 

以上、現行のデンマーク・クローネコイン6種(+リタイアした25エーレ)をご紹介しました。

 

 

 

デンマーク・クローネの素敵なところは、どの額面の硬貨も、

 

大変良い位置にハートや王冠、そしてくっきりと西暦年が入っていることです。ヾ(*´∀`*)ノ

 

 

DANMARK、KRONEの文字も太くてくっきり。

 

 

 

デンマークコインリングのために作りました??

 

 

デンマークの造幣局から提案されてるのではないか??

 

 

と思っちゃうくらい、素敵なコインなんです。( *´艸`)

 

 

 

さて、いかがでしたか?

 

知らない情報が沢山あったのでは無いですか?

 

 

まだまだデンマーク情報書き足りないのですが今回はこの辺で・・・

 

 

次回はデンマーククローネコインの続きをアップさせて頂きます。

 

 

良いお盆をお過ごし下さいませ(#^^#)

 

 

 

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